補完医療
カフェインには運動による筋肉痛を軽減する効果
カフェインには運動による筋肉痛を軽減する効果
Gliottoni RC ,et al. int J Sport Nutr Exer Metab 2009; 19(2),April
おはようございます。
入谷栄一です。
本日はカフェインについての論文について書きたいと思います。
この論文はアメリカイリノイ大学から発表された論文です。
25才の男性25人を対象に、強度の高い運動による大腿四頭筋の筋肉痛に対するカフェインの効果を調べています。
結果は明らかに被疑薬(ブラセボ)に比べて、カフェインを摂取した群は少量でも筋肉痛の軽減を認めていました。
カフェインは摂取しすぎると、胃潰瘍や精神状態のバランスが崩れますが、適度な摂取であれば仕事効率や集中力アップに役立ちます。
30代からは、必要カロリー以上に摂取カロリーが増えてきます。
その結果、男性ではお腹が出てきたりします。
なので適度な運動が大事となりますが、普段運動しない人はいきなり過度の運動から始めて、3日坊主で終わってしまうことが多いと思います。
自分はできない運動は勧めません。
しかし、子供の運動会など、必要に迫られるときがあると思います。
その場合、翌日の筋肉痛は必須ですので、カフェインを多くとるといいですね。
本日の30代からの健康術!!
続けられそうもない運動は絶対にしない。
続かなければ、ストレスがたまるだけであるから。
しかし、レジャーなどで運動した際には、次の日の仕事に支障をきたさないために、カフェインを多く摂取しましょう!!
補完医療
鍼治療の鎮痛効果は低い
鍼治療の鎮痛効果は低い
本日の30代からの健康術
- 衝撃的な論文に惑わされるな!!
補完医療
疲れにサプリ?
サプリメントにこれだけはない!!
こんばんは。
入谷栄一です。
本日はサプリメントについてお話ししたいと思います。
だれもが一度は試したことあると思いますが、具体的にどう効くかや目的をもって飲んでいる人は少ないのではないでしょうか?
例えば「DNA」、「核酸」、「プラチナ」などがコンビニの店頭に並んでいます。
自分的には、誰が買うんだろうと不思議に思います。
核酸を多く摂取すれば「痛風」になります。
外来では「核酸」はできるだけ摂取しないように指導している立場です。
こう考えると、健康食品の多くは、意味の分からない横文字が並んでいます。
この意味がよく分からないから、いかにも効きそうと誤解してしまうのでしょうね。
自分はよく美肌について相談をされます。
美肌には「ビタミンC」がいいと言われているのは周知の通りですが、これだけでは真の美肌効果は絶対に生まれません。
ビオチン、ビタミンP、シスチンなど様々な要素が必要だからです。
なのでサプリメントに「これだけ!!」はないと言うことをぜひ覚えておいてください。
補完医療
乳製品とカルシウムの摂取が大腸癌に保護的作用あり
乳製品とカルシウムの摂取が大腸癌に保護的作用あり
アメリカ国立がん研究所からの論文です。
(Park Y,et al. Arch intern Med 169 :391-401,2009)
みなさんおはようございます。
本日は乳製品と大腸癌について書きたいと思います。
ところで、大腸癌をご存じですが?
みなさんは「そんなの知っているよ!!」と答えるでしょ。
しかし大腸癌も詳しくは5タイプあることは知っていますか?
すると、答えられない人が多いのではないでしょうか?
大腸癌は
①横行結腸癌
②上行結腸癌
③下行結腸癌
④S状結腸癌
⑤直腸癌
の5つ分類されます。
つまり「大腸癌」といっても発生場所により①~⑤に分けられます。
当然、分けていると言うことは、若干の症状や治療に違いが出てくるからですよ。
補足ですが、入谷が専門としている肺ガンについても4種類あります。
さて、乳製品とカルシウムの摂取はがんの部位によって異なる作用をしているという報告がありますが、まだ仮説に過ぎません。
今回の研究では乳製品とカルシウム摂取は男女ともに消化器癌の発症のリスクを低下させています。
考えてみると、乳製品には乳酸菌というおなかにやさしい菌が存在するため、便通をよくして有害物質を除去しているのでしょうね。
ということで、適度に乳製品を摂取することも重要です。
ただ乳製品を偏って摂取すると弊害があることも忘れてはいけません。
特に牛乳は牛を育てるための母乳であり、人間には適していないという論文も出ています。
日本人は牛乳を摂取していた歴史は浅いため、牛乳アレルギーも多いと言われています。
もともと日本人は魚を食べる歴史があるため、魚からカルシウムを摂取する方がスムーズなのかもしれませんね。
いつも言うように、癌に効くからと言って絶対に偏りはいけません。
この論文を読むと乳製品が大腸癌にいいと思いこみやすいですが、「食物繊維」のほうがもっと大事なことを忘れてはいけません。
補完医療
中高年のコーヒー摂取で晩年の認知症のリスク軽減
中高年のコーヒー摂取で晩年の認知症のリスク軽減
スエーデン・ストックホルムからの論文です。
(Journal of Alzheimer's Disease 16 :85-91,2009)
みなさんおはようございます。
本日はコーヒーについて書きたいと思います。
入谷はハーブを専門としているから、「コーヒーなんて飲まないでしょ?」といろいろな方から聞かれます。
しかしコーヒーもハーブです。
ハーブの定義は「生活に役立つ香りのある植物」ですから、コーヒーもこれに当てはまります。
結構、コーヒーは大好きで一時期は、こだわりがあってコーヒー専門店に通った経緯もあります。
目の前で生豆をロースト(焼く)してもらった時の香りは何ともいえません。
焼きたて挽きたてコーヒーは一種の中毒になってしまいますよね。
ところで、コーヒーを飲み過ぎるとビタミンCを消費したり、カフェイン中毒による慢性頭痛やふるえ、砂糖やクリームを入れた場合は明らかにカロリーオーバーとなります。
すると認知症のリスク軽減が得られても、他の合併症をきたしたら本末転倒です。
この事例より考えてみると、医療にも同じ事がいえます。
「○○○○は体にいい」とメディアに特集されると、2,3ヶ月ブームになりますが、明らかに偏りが生じます。
しかしブームは2ヶ月で過ぎてしまうのが救いです。
ということで、体にいいと言われるものでも、偏らないで欲しいです。
サプリメントも同じです。
飲み過ぎると必ず弊害を生じます。
