2010年4月
呼吸器学会(京都)に行ってきました

4月24日~25日にかけて、呼吸器領域で国内最大規模の呼吸器学会学術集会に参加してきました。

年に1回だけ、全国の呼吸器内科医が一同に集まり最先端の治療や研究の成果を発表する場です。

最先端医療を学ぶに医師にとって、目から鱗の内容が山ほど報告されます。

自分もいろいろ発表してきたのですが、発表するに当たり約3カ月~半年以上の期間をかけて準備します。

こうした苦労の結晶が毎年500題以上も出されるのですから、かなり気を引き締めて聞かないともったいないわけです。

事前にどの発表を聞くかの準備で数時間は潰れてしまいます。

今回も現代医療と補完代替医療の融合について多くのヒントを得て帰ってきました。

残念ながら観光はできなかったのですが、京都国際会議場の庭に桜が咲いており非常に和みました。

 

 

 

京都学会.JPG

京都②.JPG京都③.JPG

 

 

 

 

 

 

★お知らせ★

5月16日(日)に東京国際フォーラムで融合医療研究会を行います。

入谷もパネルディスカッションに参加をさせていただきます。

毎回、満席となるセミナーですので、ご興味がある方はお早めにお申し込みください。

今回の講師陣もすごいです。

メディカルハーブ協会副理事長の林真一郎先生

梅沢富美男さんの奥様で鳩山家と深い交流をもつ、フィトセラピーの池田明子先生

ホメオパシーのカリスマ、中村裕恵先生

どの先生も単独でも講演は満席になってしまうのですが、

今回は1日で聞けるというあり得ない勉強会です。

詳細は

http://www.you-go.jp/seminar/

です。

2010年4月
またまた満員御礼【生活の木スペシャルセミナー】

「ハーブを使った病気が消える免疫強化習慣」

2010年4月18日(日)15:00~17:00
渋谷シダックスビレッジ2F シダックスホールで講演をしてきました。

こんにちは。

今週の日曜日に生活の木様主催のセミナーにて2時間お話しをさせていただきました。

毎回、満席となるセミナーなのですが、今回は九州や名古屋、青森からわざわざ受講しに来てくださった方も大勢いました。

本当に感謝です。ありがとうございます。

今回のテーマは「免疫力」です。

健康に気遣うことにより人生を楽しく充実した生き方を送るためには、

体にいいと言われる習慣をたくさん身につけることが秘訣です。

その中で、ハーブを使った免疫力を上げる習慣をお伝えしました。

ポイントは

ハーブはたくさんの種類を知っておくことでなく、基本となるハーブを使いこなすことです。

私がお勧めしている基本ハーブは15種類程度しかありません。

しかしこの15種類を使いこなせるかどうかで、大きく変わってきます。

数百種類の知識より、数個でも使いこなすことが大事なのです。

いつか、15種類を使いこなすための実践セミナーを少人数で開催したいです。

会場雰囲気.JPG講演状況②.JPG

 

 

 

 

 

 

講演状況①.JPG  講演状況③.JPG

 

 

 

 

 

 

2010年4月
運動すれば不安薬は必要ない!?

適度な運動は抗不安薬に匹敵する 

■Matthew P. Herring,et.al Archives of internal Medicine 2010; 170: 321-331
 
今回の論文は、適度な運動は抗不安薬に匹敵するという論文をご紹介いたします。
 
4月から新社会人になり、いままで気が張っていた状態がが解けてくる頃だと思います。
 
と同時に、メンタル面に不安を感じる人は多いのではないでしょうか?
 
またこの現象は新社会人に限ったことではありません。
 
俗に言われる5月病は誰にでも起こりえます。
 
5月病には「パッションフラワー」、「セントジョーンズワート」などの
 
ハーブで対策する事をお伝えしていましたが、運動も非常に重要です。

では今回の論文をなぜ紹介したか?
 
それは
 
うつ病の症状軽減における運動の役割はよく研究されていますが,
 
不安の症状に対する定期的運動の影響はそれほど注目されていなかったからです。

本研究では、さまざまな慢性疾患を有する患者およそ3,000例を対象としています。
 
結果は定期的に運動をしている人は運動をしていない人に比べ,
 
不安症状が平均20%軽減できたと述べています。
 
研究者は「ウオーキングなどは医師が患者に処方できる最良の不安軽減薬である
 
と言っています。
 
私は安易にクスリに頼るの否定的ですので、普段から不安に陥りやすいひとは
 
適度な運動を心がけて下さい。
 
1点だけ補足があります。
 
運動時間を30分以上したほうが30分以下より不安軽減効果が高かったとのことです。
 
忙しいビジネスマンには難題と思います。
 
10分×3という様に分割してみてはいかがでしょうか?
 
私が勧める無理なく続けられる運動法は、1駅分早歩きで歩くということです。
 
だらだら歩いては駄目です。
 
早歩きがポイントです。 

今日の健康術

健康になるためには食事・運動は常識ですが、休養やメンタルも大事です。

これら4つは密接に関係しており、どれ一つ欠けてもいけません。

続けられない運動を短期間で行うよりは、早歩きをすることでも十分だと思います。

意識的に腹式呼吸することも、じつは運動になったりします。

出来ることから始めてみましょう!!

 

★お知らせ★

5月16日(日)に東京国際フォーラムで融合医療研究会を行います。

入谷もパネルディスカッションに参加をさせていただきます。

毎回、満席となるセミナーですので、ご興味がある方はお早めにお申し込みください。

今回の講師陣はすごいです。

メディカルハーブ協会副理事長の林真一郎先生

梅沢富美男さんの奥様で鳩山家と深い交流をもつ、フィトセラピーの池田明子先生

ホメオパシーのカリスマ、中村裕恵先生

どの先生も単独でも講演は満席になってしまうのですが、

今回は1日で聞けるというあり得ない勉強会です。

詳細は

http://www.you-go.jp/seminar/

です。

 

2010年4月
初めてのマクロビオティック習得セミナーのご案内

4月8日にマクロビオティックセミナーを開催します。

最近、食の勉強も取り入れ、さらなる武器を増やし中です。

そんな中、かなりお得なセミナーがあるので、ご紹介させていただきます。

ナチュラルフードレストラン『MOMINOKI HOUSE』のオーナーシェフ山田先生のお話です。

日本における、マクロビのパイオニアといっても過言ではないでしょうか?

以前、山田さんの講演を聴いたことがあるのですが、非常に勉強になりました。

この値段と内容で、山田先生の話を聞くことは奇跡に近いです。

「食」に興味のある方は、ぜひいらしてください。

【日 時】2010年4月8日(木)19:00~21:00(開場18:45)
【会 場】あんさんぶる荻窪 4階第一教室
【定 員】30名(先着順)
【参加費】3,000円
【申し込み】http://www.you-go.jp/seminar/entry.html

詳細はhttp://www.you-go.jp/seminar/miniseminar.html まで


 

2010年4月
花粉症の話③

皆さん、こんにちは。

今年の花粉の飛散量は前年と比べ1/3程度といわれ、毎年苦しんでいる人は2月は安定していたのではないでしょうか?

その時期に安心していた人たちが、最近大変な状況になっています。

ですので、3回に分けて花粉症の話をしたいと思います。

今回はその第三回目です。

もうすでになっている人もまだ発症していない人も必見です。

 

『花粉症』第三回

 
・花粉症対策には医薬品と補完医療の融合が必要 
 
 
花粉症の連載は今回で最後となります。
 
1回目は「花粉症は免疫力を高めてはダメ!!」
 
2回目は「どうして花粉症対策をしないといけないのか?」
 
というお話しをしました。
 
最終回は「花粉症対策には医薬品と補完医療の融合が必要」というお話しをします。
 
アレルギー専門医の立場から、根治の難しい病気であればあるほど補完医療が必要と考えます。
 
まさに花粉症はセルフケアが重要な疾患だと思います。
 
確かにスギによる花粉症の根治療法はあるにはあるのですが、誰もが気軽にできるというわけではありません。
 
さらにスギ花粉症は命に別状がないこと、3ヶ月を乗り切れば何とかなってしまうという事も深刻に勉強しない理由の一つだと思います。
 
しかし花粉症についての最先端の根治療法の方法やケアのしかたは、一度どこかでしっかりと勉強する必要性があります。
 
今回は自分でできるセルフケアとして、アロマテラピーを用いた方法をご紹介します。
 
とにかく今、少しでも楽になりたい!という場合にはペパーミント、ユーカリ、ラベンダーなどの精油が便利です。
 
使い方は、お湯を張った洗面器やカップに1~3滴ほど垂らし、その蒸気を吸入します。
 
ペパーミントを使う場合は刺激が強いので、温度があまり高くない方が良い場合もあります。
 
外出中などにはハンカチなどに1滴付けて胸のポケットなどに入れておきます。
 
他にのどの痛みがある場合にはサンダルウッドをブレンドすると和らぎますし、気分をすっきりさせたいならベルガモットもお勧めです。
 
ここまで「ハーブ」「アロマテラピー」とご紹介してきましたが、日々の生活の中で欠かせないのが食事です。
 
花粉症の辛い時期、食事はどんなことに気を付ければ良いか?
 
この時期にお勧めなのが、春の野菜をスープやお粥にして食べることです。
 
例えばグリーンピースやソラマメをポタージュにしたり、お粥に菜の花やセリを入れたりします。
 
スープやシチューに芽キャベツをたっぷり入れても食べやすいです。
 
それ以外では、ウドはきんぴらにしたり、キュウリと一緒に合えたりします。
(キュウリと酢のものにする場合、酢は控えめにしましょう。)
 
また毎日の習慣に「生姜+白湯」もいいですよ。
 
スパイスの辛味と白湯の体を温める効果で老廃物を排出します。
 
他にトウガラシ、コショウ、シナモンなどのスパイスも上手に取り入れてみてください。

 

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