2013年09月28日
「キレイをつくるハーブ習慣」が発売になりました

私の2冊目となる本が発売となりました。

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前作『病気が消える習慣』刊行よりちょうど4年が経ちます。
お陰様で先日2000部の増刷となり、3刷りとなりました。
累計15000部です。

さて、この度『キレイをつくるハーブ習慣』はアンチエイジングをテーマにしています。

若返りの方法としてだけではなく、
内科医の目から見た「アンチエイジング=健康に生きる」という考え方に、
ハーブが大きな役割を果たすと思ったからです。

その理由は、ハーブの持つ
「身体のサビを防ぐ抗酸化力対策」、
「ストレスに負けないメンタル力対策」、
「病気を防ぐ免疫力対策」

です。

さて私のハーブ医療は内科医として多くの患者さんを診る中で出会っています

たとえば、
メタボと診断されてダイエットをしなければならない方、
家族の介護で悩む方、
薬を飲んでもなかなか症状が改善しない方……。

冷え性、肩こり、腰痛をはじめ、アレルギーや自律神経失調症など、
薬を飲んでもなかなかよくならない症状」
で悩む人を何とかしたいからはじめっています。

特に

「男性でも確実に実践できるメタボ対策はないか」、
「在宅現場においてご本人のみならず家族や介護者にも使える武器はないか」、
「現代医療ではなかなか満足が得られない病気に対して諦めないアプローチはないか」

を模索し、行き着いたのがハーブでした。

ハーブは紀元前より伝統的に使用され、病気に対する効果は歴史的に裏付けられています。

しかしハーブを医療に取り入れることには、当初は悩みました。

いくら歴史があってもハーブは果たして現代でも通用するのか、
科学的根拠は示せるのかが、大きな壁となっていました。

ところが、一度勉強を始めてみると、ハーブが「効く」理由は明確でした。

ハーブは多くの医薬品の原料になるほど、植物化学や薬理学などで科学的なアプローチが可能だからです。

こうした経緯から、2008年、日本初のハーブ専門外来を立ち上げました。

この外来は、決してハーブだけで治療するというものではありません。

まず薬を中心とした現代医療による治療を優先させ、それでもよくならない症状に対し、ハーブを用います。

ハーブで症状を和らげ、薬を少しでも減らしていくことを目的としています。

そのため、現代医療に否定的な方ははじめは戸惑うようですが、
最終的には現代医療とハーブとの融合により、以前よりも健康な生活を手にしています。

在宅医療の分野でもハーブは活躍しています。

在宅の現場では、患者さん自身が、ハーブを使っていろいろな工夫されいます。

患者さんとの出会い、治療経験から構築された「ハーブ医療」は、一般的な書籍に書かれていないものもあります。また、使用するハーブの種類も少ないと思います。

しかし本書では、これまでの医療現場経験を踏まえ、本当に役立つ、実践的な方法だけをお伝えしようと決めました。

ですので今までのハーブの本とは路線が違います。

ハーブ上級者から初心者まで新たな発見があるはずです。

ぜひ興味がある人は立ち読みでもいいので、目を通していただければ嬉しいです。

購入は
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766785576/ymhj-22
からできます。


 

2012年12月10日
融合医療とは・・・

 こんにちは。
 
本日はNPO法人日本融合医療研究会に関して簡単にご紹介したいと思います。
 
よく統合医療とどう違うの?と質問されるのですが、
 
私どもの「融合」とは医療の融合だけを言っているのではありません
 
 
「融合」とは人と人のつながりに重きを置いた言葉なのです。
 
 
自分に合った最良の医療を受けるには、人と人とのつながりは不可欠です。
 
いい先生、いい治療を知るきっかけは他人よりの情報が多く、その情報の質は発信元の質が重要です。
 
 
 
私どもの融合医療研究会は、その道の第一人者の先生をお呼びして、
 
確かな情報を発信しています。
 
さらに交流会にも力を注ぎ、質の高い情報交換の場を提供しております。
 
 
「人脈は、無理やりに増やすものではない。
 
 人脈は、掛け算でうまく増やしていくものだ。

 たとえば、五人の仲間で一つのプロジェクトを立ち上げたとき、
 
五人それぞれがその分野の専門家を紹介し合えば、人脈が五人増え

  
(中略)

 
 これからの時代は、より個が重視される。

 だから人脈づくりをするにも、個性を重視したほうがいい。
 
  
名や肩書、経歴が立派な人間でも、個が面白くなければつき合う対象にならない」

   ---『このムダな努力をやめなさい』成毛眞著・三笠書房 より


著者はこのあと、同業者とは交流を持つ必要はない。
 
 医者は医者とだけ付き合い、弁護士は弁護士とだけ付き合うようでは
 
人脈は少しずつしか増えず、掛け算で増やすには他業種の人と
  
接点を持つのが手っ取り早いといっています。

「人脈を作ろう!」と鼻息荒くしなくても、友人をつくる、
 
新しいことを始める、趣味の仲間で集まる・・
 
等々、自分と違う境遇や職業の人と話すから面白いことってたくさんあります。

社交的かどうかではなく、自分とは違う視点に触れたり受け入れてみる、
 
ということが大事だと思います。

会の活動が、みなさんのよい出会いのきっかけになりますように!

2012年10月29日
サプリメントを極める!!

今回、皆様にぜひご紹介したいセミナーがあります。

私が主催しますNPO 法人日本融合医療研究会にて、
サプリメントのセミナーを行います。

少し前のデータになりますが、
サプリメントを使用したことがある方は
国民の約8割にのぼるそうです。

私も含め、ほとんどの人が使用したことがあると思います。

サプリメントは治療薬ではないため、
飲まなくてもすぐには困らないと思います。

しかし、サプリメントを飲んでいる多くの方は、
何かしらの健康を意識し使用しているのではないでしょうか?

私は、薬もそうですが「サプリメントも不必要に飲むものではない
と思っています。

もちろん必要があれば処方します。

医薬品の場合は特にこの流れで問題ないのですが、
ことサプリメントに関しては、あまり勉強せずに購入している方が多いと思います。

そんな現状を危惧しています。

一生涯役に立つ、サプリメントの考え方についてしっかり勉強をする機会を設けたいと思っていました。

ようやく念願かなって開催できることになりました。

2012年11月11日(日)は一日間都合をつけてください。

全3回の内容ですが、8月は大好評のうちに終了しました。

聞き逃した人もいると思いますので、このブログに要旨を書いていこうかと思います。


今回は、

午前中は国の立場からサプリメントをどう考えるか
を国立栄養研究所の梅垣 敬三先生がお話しされます。

どちらかというと、サプリメント被害に関していろいろとお話があると思います。

午後は新宿溝口クリニック院長の溝口 徹先生による
サプリメント外来の実際のお話を頂きます。

溝口先生の講演は私も何度も聞いているのですが、
本当に勉強になります。

採血データからサプリメントを選択する手法は目から鱗です。

この知識はぜひ知っていて損はありません。


通常、このお二人のお話を1日聞くとなると、
5万円くらいはするのではないでしょうか?

ぜひ皆様に知ってほしいため、破格のお値段で実現できました。

ご興味がある方は奮ってご参加ください。

 

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日時: 2012年11月11日(日) 
    10:30~16:30(開場10時)

場所: 東海大学代々木キャンパス4号館 4413教室(地図)
    http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/yoyogi/index.html
       〒151-8677 東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4

       小田急線「代々木八幡」駅または「代々木上原」駅下車徒歩10分
       京王井の頭線「駒場東大前」駅下車徒歩10分
       地下鉄千代田線「代々木公園」駅下車徒歩10分


プログラム:
  
   梅垣 敬三先生 10時30分 ~12時30分 (質疑応答15分含む)
   
   「サプリメントの現状と問題点
              -健康被害の未然防止と拡大防止を中心に」

   溝口 徹先生 14時00分 ~ 16時30分 (質疑応答15分含む)
   
   「こころとからだの栄養 基礎から臨床まで」

 


詳細・お申込: https://www.you-go.jp/seminar/20121005998.html

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2012年04月03日
4月7日の講演情報

今回は4月7日の講演の宣伝をさせて頂きます。

私の知人である梅谷薫先生が「日本感情学会」を立ち上げ、

そこで講演をすることになりました。

 

「現代医療とハーブの融合」

 

講演内容はハーブ初心者から上級者まで満足頂ける内容を予定しています。

といいますのは、基礎的な内容も盛り込みつつも

医療現場での経験や臨床データに基づいた話もするため、

教科書には絶対に出てこない話だからです。

つまりは、ハーブ療法も取り入れている医師以外は絶対に話せない内容です。

楽しみにしててください。

 

2月に大好評を頂いた統合医療展で話した内容を、一般向けにアレンジしています。

 

会場はリゾートトラスト本社の会議室であり私自身楽しみです。

 

事前申込みが不要とのことで、当日直接会場にお越し頂いてもよいそうですので、

万障繰り合わせの上お待ち申し上げます。

 

私は少し早めに会場入りしますので、著書『病気が消える習慣』をお持ち頂けましたら、

サインを書きますよ~~。

 

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2012年4月7日(土) 15時~17時

リゾートトラスト東京本社 6階会議室
   京王新線・初台駅 徒歩3分

詳細はこちら

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 ★お知らせ★

お勧めセミナーの紹介です。。

NPO法人日本融合医療研究会顧問である外山美恵子先生が

理事長を務めるNPO法人心とからだの研究会にて非常に勉強になる

講演会を主催されます。帯津先生も登壇されます。

帯津先生のセミナーでは、映画監督の日向寺太郎氏がインタビュアーとなり対談あり。

また、外山先生のミニレッスンは「ハピネス気功♪」をレクチャーされます。

気功を学んでみたいという方にはチャンスです。


・第1部 14:00~15:00 外山美恵子
「実践☆ハピネス気功♪」
 

・第2部 15:15~16:30 帯津良一&日向寺太郎
「今☆帯津先生に聞きたい!~どんな時も悠々と生きるコツ」
 

 2012年5月6日です。

私も参加します。

詳細はこちら

 

2012年04月01日
統合医療展での講演③

 

3月29日の続きです

ハーブのイメージを変える

ハーブを使う場合は、まず基礎を知る必要があります。

意外に毎日ハーブティーを飲んでいる人でも基礎知識がない方が多かったりします。

「ハーブ=おしゃれな飲み物」というイメージが一般的にあるようですが、

「生活に役立つ香りのある植物」

というのが本来の定義であり、

コーヒー、紅茶、サラダなどもハーブです

 

よく「どんなハーブがいいですか?」と聞かれますが、

特定の疾病や疾患がなく健康であるのなら、サラダを食べれば十分だと思います。

健康に直結するようなサラダの食べ方としては、

旬の野菜、しかも7色の野菜(レインボーフーズ※)が入ったサラダを食べることがおすすめです。

赤リコピン、黄色βカロテンといったように、

野菜の色素成分が私たちの健康に役立ちます。

野菜を食べるだけですので、安全性が高いのもメリットです。

※レインボーフーズに関してもう少し詳しく知りたいという方がいましたら、著書『病気が消える習慣』をお読みください。

 

しかし特定の症状で悩んでいる場合はサラダだけでは効果を感じることは少ないと思います。

そこでメディカルハーブが登場しますが、

この定義は

「健康の維持増進、疾病の予防などで用いる機能を有する植物」

です。

 

目的意識を持って摂取すれば、お茶でもメディカルハーブになります。

その一例がトクホ商品(黒烏龍茶、カテキン緑茶など)です。

 

お知らせ

3月23日発売の『美的5月号』(小学館)にハーブの基礎知識を6Pのわたり記事を書きました。

ぜひ読んでみてください。

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