2012年3月
統合医療展での講演②
昨日の続きです
(講演の様子)
100%ではなく「めざせ!快適生活」を目標
私自身も喘息の持病を抱えており、何度か生死をさまよった経験を持ちます。
その経験より、現代西洋医薬品がなければこの世にはいなかったと思います。
ですので、現代医療は必須と思っています。
しかし、今のように薬を使わなくても大丈夫になったきっかけは補完代替医療です。
喘息は、かぜ、疲労、天候、ストレス、睡眠不足、
女性であれば妊娠や生理など、
日常のちょっとしたことがきっかけで発作が起こります。
この「ちょっとしたきっかけ」という部分は、
医薬品では対応できない西洋医学の弱点でもあります。
特にストレスや疲労は病院には行きづらく、特効薬もないため
ハーブをはじめとする代替医療が効果を発揮します。
人によってはすごく効果があるが、効果が全くない人もいるのは当たり前です。
早めに自分に合った武器を手に入れてください。
100%ではなく「めざせ!快適生活」を目標にしてください。
次回は4月1日更新予定
2012年3月
統合医療展での講演①
こんにちは。
3月は講演が4件入っており、その準備に追われていました。
今週は久しぶりにのんびりできそうです。
さて、今回は統合医療展での講演のお話をしたいと思います。
2012年2月21日~22日に東京ビックサイトにて開催されました。
来場者は10,000人を超える巨大な学術会議です。
そこで演者としてお招き頂いたので、約60分間話をしてきました。
朝1番(10時30分)の講演にも関わらず、ご覧の通り定員オーバーとなり立ち見もでました。
さて、講演の内容ですが
冒頭で
患者にとって選択肢が増えることが重要
ということを言いました。
私の場合、24時間365日体制で電話オンコールをしています。
夜中に緊急で呼ばれることも珍しくなく、
何も持たずに診療に行かなければならない場合もあります。
そんなときに家庭にあるハーブやハーブ製品が
緊急処置として代用できることが多いのを実感しています。
また患者さんや介護する家族にちょっとしたハーブの知識を身につけてもらえば、
十分にセルフケアに役立つという話をしました。
講演では常に言っているのですが、
西洋医療を中心に据えているが、現代医療が100%ではない
もちろん代替医療も100%ではなく、
統合しても100%になるわけではないが、
患者にとって選択肢が増えることが重要であり、
補完代替医療の知識を増やすことは医師も患者の可能性を高められると思っています。
ぜひ選択肢の一つとして、メディカルハーブも学んでみてはいかがでしょうか?