補完医療
小児期の引っ越しは自殺のリスクになる
今からでも遅くない30代からの健康術
著書『病気が消える習慣』が全国書店で発売となりました。
インフルエンザもそうですが、病気になったときに、軽くすむ人と重篤化する人がいます。
その違いは【免疫力】にあるのは周知の通りです。
しかし、どのようにしたら効率よく免疫力が高められるかを知っている人は、限られています。
本書では、免疫力を上げるための方法、トップ10をはじめ、ハーブの観点からアプローチしている入門書です。
すでに知っている人は、おさらいになると思いますし、知らない人は絶対に知っていて欲しい事項が書かれています。
いろいろな方から、「自分だけでなく、母親や友達にプレゼントして、すごく喜ばれた」と感謝のメールをいただきました。著者としては本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
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では、早速参りましょう!
転居は小児のトラウマに
■Archives of General Psychiatry ;66 :628-632,2009
オークス大学(デンマーク)からの論文です。
転居の多いデンマークの小児では11歳~17歳で自殺を企図または完遂するリスクが増大している可能性があるという論文がでました。
この論文では1978年~95年に生まれた全小児のうち11歳~17歳の間に4160人が自殺をしようとし、79人が死亡したと書いてあります。
この自殺を企てた人の内訳として、3回転居した群は55.2%であり、転居がない群の32%に比べて有意に高かったのです。
さらに10回以上、引っ越しをしている場合は7.4%であり、対照群が1.9%であるので、非常にリスクが高いといえます。
この論文の結論は「小児が住居を変える回数が増えるほど自殺を企てる傾向にある」というものでした。
私は、転校の経験はなく、転校がどのくらい精神的に負担がかかるかは推測でしかないのですが、相当、ストレスがかかるのではないかと思います。
30歳を超えた私でも、転勤はかなりのストレスですので、一番感受性の強い時期にこうした行為は、何らかの心理的影響があるのでしょう。
しかし、この論文を鵜呑みにしてはいけません。
もし、この論文を読んで、転校がいけないと判断し、両親が離ればなれになったとします。
そうした場合、一家全員で暮らすのと、片親だけで暮らすのの、自殺の影響も調べなくてはいけません。
もしかしたら、単身赴任の子供の方が、自殺しようと思うリスクが高いのかもしれませんね。
今日の健康術
衝撃的な論文を鵜呑みにせず、裏があると言うことも考える必要があります。
特に会社勤めでは、転勤を断れば会社をリストラされるかもしれません。
経済的不安定は、心理的影響に深く及ぼすことがわかっています。
物事を多方面から分析する、冷静な判断を身につけましょう。
補完医療
インフルエンザ流行には学級閉鎖がよい
今からでも遅くない30代からの健康術
こんばんは。
本日、著書『病気が消える習慣』が全国書店で発売となりました。
インフルエンザもそうですが、病気になったときに、軽くすむ人と重篤化する人がいます。
その違いは【免疫力】にあるのは周知の通りです。
しかし、どのようにしたら効率よく免疫力が高められるかを知っている人は、限られています。
本書では、免疫力を上げるための方法、トップ10をはじめ、ハーブの観点からアプローチしている入門書です。
すでに知っている人は、おさらいになると思いますし、知らない人は絶対に知っていて欲しい事項が書かれています。
ぜひ本屋に寄った際には目を通していただければと思います。
では、早速参りましょう!
早期の学校閉鎖が感染を抑制
■Cauchemez et al. Luncet Infectionus Disease ;9 :473-481,2009
この時期はインフルエンザに関心が高いと思います。
私たち呼吸器内科医も、最新情報を手に入れるように頑張っています。
季節性インフルエンザワクチンは10月中旬には打てるようになる見込みです。
しかし新型インフルエンザワクチンの見通しはついておらず、毎日のようにインフルエンザ患者を診ている私たちでさえ、手洗い・マスクで予防しているのが現状です。
今のところうつってはいません。
これも、免疫力を高める努力をしているからと思います。
今回、ロンドンより「早期かつ長期にわたる学校閉鎖がパンデミック時の患者数を減らし、飽和状態である病院の負担を大幅に軽減する」という論文が出されました。
とりわけ日本では当たり前のことですが、海外では違っていたみたいですね。
ただ、 子供ならいいと思いますが、学校だけでは不十分なような気がします。
鳥インフルエンザのように、罹ったら60%以上の死亡率を認めるものであれば、学校閉鎖だけではなく会社閉鎖もしなくてはいけないでしょうね。
ちななみに、インフルエンザ流行中の医療従事者の欠勤率はピークで45%と推定されていますので、病院にも行けない状況になってしまいますね。
会社を休むと言うことは、経済が麻痺することですから、大きな社会問題になってしまいます。
どこかを優先すれば、別のところに弱点はあり、結局はパンデミックに対しては100%正解はないと言うことです。
インフルエンザに対して、冷静に対応して、マスコミだけの情報だけでなく、厚生労働省のHPもこまめにチェックしてみてください。
今日の健康術
インフルエンザは必ず流行るものだと、意識して行動していきましょう。
もしインフルエンザに罹っても、慌てずに冷静に対処できた人が、最後は笑っていられます。
秘訣は「免疫力」を高めておくことです。
補完医療
期待が大きすぎると、QOLが低下する
今からでも遅くない30代からの健康術
おはようございます。入谷です。
ブログの前にお知らせがあります。
11月1日(日)に東京国際フォーラムでセミナーを行います。
入谷も1時間ほどインフルエンザの話しをさせていただきます。
インフルエンザの大流行は必至です。
ぜひこの機会にしっかりと勉強してみてはいかがでしょうか。
その他、マクロビオティックやバッチのフラワーレメディによるセルフケア講座などの、
知っておいても絶対に損がない話が盛りだくさんです。
いま申し込みますと、早期割引が適応となります。
毎回、満席となるセミナーですので、お早めにお申し込みください。
ぜひ当日お目にかかれることを楽しみにしております。
融合医療研究会1日セミナー(http://www.you-go.jp/)
では、早速参りましょう!
期待が高いほどマイナス傾向
本日の話題は期待についてです。
日本で最大規模の循環器組織である、国立循環器病センター、萬代先生の講演での話です。
「先端的手術治療を含む医療サービスに対する患者の期待が大きいほど、その後のQOLが下がる傾向にある」と報告されました。
これは先端医療に限ったことではなく、共感できます。
補完代替医療においても、まったく同じだからです。
むしろ、補完医療の方が当てはまるのではないかと考えています。
補完代替医療を始める人は、今の状態が良くなることを、相当期待して始めることが多いんですね。
しかし補完医療は自費治療であるため、お金がかかります。
そのため患者は高いお金を払っているので、保健医療よりも相当期待してしまうんですね。
例えば、補完医療を始める人は、全く同じものでも100円と1000円であれば、1000円の方を選ぶ人が9割です。
どうも100円だと、安すぎて効かない、1000円だと、高級なものを使っていて、効くだろうという先入観があるみたいです。
しかし、多くの人を見ていると、100円の方を選択した人がうまくいくケースが多いようです。
安い方が、期待していない分、良くなかったら、すぐに諦めることができます。
さらに「安いから仕方がない」と割り切れるのです。
逆に、効果があったら、期待していない分、喜びも大きく、経済的にも嬉しく、いいことずくめです。
高いものであれば、逆のことがいえます。
さらに落胆が大きい分、QOLも低下します。
そうした意味で、高額商品、高額治療は一呼吸おいて、よく考えて見ることをおすすめします。
今日の健康術
健康食品を含む、補完代替医療には、費用はピンキリです。
高いから良いということはありません。
高いお金を払っても、期待はずれのことも多々あります。
まずは無理の無い範囲から始めることが大切です。
安くてもいいものはたくさんあることを覚えておきましょう。
良いものか、悪いものかは自分の身体に聞きましょう。
答えが出てくると思います。
補完医療
怒ると致死的不整脈が起こるので注意
今からでも遅くない30代からの健康術
おはようございます。入谷です。
ブログの前にお知らせがあります。
11月1日(日)に東京国際フォーラムでセミナーを行います。
入谷も1時間ほどインフルエンザの話しをさせていただきます。
インフルエンザの大流行は必至です。
ぜひこの機会にしっかりと勉強してみてはいかがでしょうか。
その他、マクロビオティックやバッチのフラワーレメディによるセルフケア講座などの話題も
盛りだくさんです。
ぜひ当日お目にかかれることを楽しみにしております。
融合医療研究会1日セミナー(http://www.you-go.jp/)
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怒りが致死性の不整脈を誘発
■Rachel Lampert et.al: J of the American collere of Cardiology ;53 :774-778,2009
本日の話題は怒りについてです。
もともと不整脈があるため、ペースメーカーがすでに入っている人を対象とした研究ですが、怒りなどの強い感情から精神的ストレスを抱えると、不整脈が誘発されると報告されました。
今までの研究では、地震や戦争などによる環境ストレスで突然死の発生率が上昇することは、明らかにされていましたが、怒りでも寿命が縮まるという、本研究は興味深いですね。
怒ると、交感神経が有意となり、アドレナリンというホルモンが高くなります。
これ自体が免疫力を低下させてますが、アドレナリンは心臓の筋肉にも影響を及ぼし、心臓に負担をかけます。
もともと心臓が弱い人にとってみては、大事となるわけです。
私たちも、こういった状態が365日続けば、いずれは倒れる危険性があるわけですね。
よくドラマで、怒った後に倒れるシーンがあると思いますが、胸を押さえて倒れていますよね。
胸を押さえるのは心筋梗塞などが疑われますが、不整脈は通常は痛みを伴いません。
怒っているときに、突然倒れるのは、不整脈だとしたら、表現が間違っていますね。
皆さんは、こういった視点でドラマを見るといいでしょう。
今日の健康術
怒りはろくなことはありません。
怒った瞬間はすっきりするかもしれませんが、それは一時的です。
結局は自分も相手もいい気分ではないと思います。
怒りたくなったら、一呼吸も大事ですが、一杯のお茶を飲むくらいの余裕が欲しいですね。
怒ろうと思ったときには、ノンカフェインのホットドリンクです。
自分を冷静に見つめ直し、相手を冷静に分析でき、結果的に信頼関係をつなげられます。
しかしもっと大事なのは、自分の寿命も伸ばすこともできるんですよね。
補完医療
「高いがダメ」は「低いがイイ」と違う
今からでも遅くない30代からの健康術
ご無沙汰しております。
東京は30度を超える日が続いており、
夜も寝苦しく熟睡できていないのでは
ないでしょうか?
本日はコレステロールについての話題です。
●悪玉コレステロールが低すぎると脳出血が起きやすい
■野田博之ら circulation 119:2136-2145,2009
一般にHDLコレステロールは善玉コレステロール
といわれ、LDLコレステロールは悪玉と言われています。
ということはLDLコレステロールは低い方がいいと、誰も
が思うわけですが、そんなことはないので覚えてください。
この研究は茨城県住民9万人を対象とした大規模試験です。
LDLコレステロールの適正値は120未満とされていますが、
下限はあまり大きく取り上げられていません。
悪玉コレステロールが高いと狭心症や心筋梗塞のリスク
が高まるとされ、せめて140以下にしようというのが
昨今の流れです。
今回の研究で100未満で、有意に脳出血死亡のリスクが
上昇したと結果が出ています。
しかし100~140まででは脳出血死亡のリスクは上昇しま
せんでした。
心筋梗塞も怖いのですが、脳出血も同じくらい怖いです。
心筋梗塞だけに目を向ければ、120未満にするのがベスト
ですが、人間の体は全体をみる必要があります。
下げすぎるとどうなるかも、考える習慣を持つといいですね。
今日の健康術
高いのがダメということは、低いがいいと言うことではない。
補完医療にも共通することですが、
よいと言われるものも、しすぎたら逆効果になることを
覚えてください。
体いいといわれる健康食品をたくさん飲めば、毒なのです。
