2011年02月28日
融合医療研究会の報告第2弾

こんばんは。

前回は融合医療研究会の主催目的、理念などをお話しました。

今回は2月20日に行われた融合医療研究会の実際の様子をお伝えしたいと思います。

まだ前回の記事を読んでいない方がおりましたら、先に前回の記事をお読み下さい。

 

融合医療研究会は3年以上前に発足した研究会です。

お陰様で今では毎回、満席になりキャンセル待ちがでています。

DSC_5365.JPGのサムネール画像

(当日の会場の様子です。満席です)

 

この研究会では毎回、入谷が座長を務めております。

座長の役目は会の進行はもとより、一流講師の強みを最大限に引き出し、受講者に少しでも多くの有用な情報を持って帰って頂くという使命があります。

各分野で大活躍している先生に90分~120分間講演して頂きますが、この短時間で全てお話し出来るわけはありません。

ですから当日の受講者層をみて、「きっとここが知りたいんだろうなぁ~」と予測して、会を進行させていきます。

今回も青森、名古屋、関西からも大勢ご参加頂き交通費も考えると、100%満足のいく勉強会になるように、これでもかと言うくらい準備をしています。

おかげで、実は当日は寝不足なんです。

2011.2.20③のサムネール画像

(左が入谷、右が降矢先生)

さて、第一部の講演は

 

 

●赤坂溜池クリニック院長 降矢 英成先生のお話です。

 

降矢先生と言えば、代替医療をしている人であれば、お名前は知っている方が多いのではないでしょうか?

NPO法人日本ホリスティック医学協会副会長、NPO法人日本メディカルハーブ協会副理事長、NPO法人日本森林医療協会理事など数多くの役職に就き、全国でご活躍されている先生です。

森林療法でも第一人者の先生です。

今回、その先生に

「"森林療法"がなぜ現代に必要なのか~その基礎と臨床」

というテーマで講演を頂きました。

 

森林療法に適している患者は?

なぜ森林療法は効果があるのか?

森林は日本中にあるが、普通に森を歩けばいいのではないか?

森林が沢山ある地方で、なぜ自殺者が多いのか?

などなど、いろいりな疑問がでると思います。

こうした疑問を医師の立場から、臨床データを交えてお話して頂きました。

私も知らないことが多々ありました。

森林療法は「療法」という文字がつく以上、注意点や効果を得るにはポイントがあるのです

 

「癒し」と「治療」は全くの別物です!!

 

120分の内容をブログでは書き切れないのですが、

もし森林療法についてもっと知りたいという方がおりましたら、

降矢先生の著書『森林療法ハンドブック』(東京堂出版)を参考にしてみて下さい。

 

 

補足

人によっては「森林浴」があっている人もいれば、「海水浴」があっている人もいます。

あなたは、山派?、海派?

もし山派なら、効果的な山道の歩き方を勉強してみて下さいね。

 

また、長くなってしまったので続きはだい第3弾で。

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