2009年10月03日
不妊の原因の一つに食事がある

今からでも遅くない30代からの健康術

『病気が消える習慣』が全国書店で発売となりました。

インフルエンザもそうですが、病気になったときに、軽くすむ人とそうでない人がいます。

その違いは【免疫力】にあるのは周知の通りです。

しかし、どのようにしたら効率よく免疫力が高められるかを知っている人は、ごく限られています。

本書では、免疫力を上げるための具体的な方法をはじめ、お茶療法という、だれでも手軽にできる方法を紹介している健康学入門書です。

すでに知っている人は、おさらいになると思いますし、知らない人は絶対に知っていて欲しい事項が書かれています。

いろいろな方から、「自分だけでなく、母親や友達にプレゼントして、すごく喜ばれた」と感謝のメールをいただきました。著者としては本当に嬉しいです。
ありがとうございます。


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『病気が消える習慣』(経済界)入谷栄一著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766710754/ymhj-22 
書店では「新書」コーナーにあります。

では、早速参りましょう!

食事内容が精液の質や男性不妊と関連

■Fertility and Sterility;2009 オンライン版

食事内容と男性不妊については、今までいろいろところで話題になっていました。

今回、米オハイオ州クリーブランドより、Jaime Mendiola博士の研究をご紹介します。

大量の肉と脂肪分の多い乳製品を摂取している男性の精液の質は、多量の野菜や果物、低脂肪乳製品を窃取する男性に比べて劣ることがわかりました。

研究では、精液の質が良好な男性は、抗酸化物質の摂取量が非常に多かったことです。

この抗酸化物質こそ、まさに「フィトケミカル」です!!

フィトケミカル=植物からとれる栄養素ですが、つまりは「野菜をとっている人は精液の質がいい」と論文にでました。

フィトケミカルについては、著書に詳しく書いてありますが、その特徴である「抗酸化作用」は私たちにとってすごく大切な働きをもたらします。

女性ではシミやしわの予防に重要です。ローズヒップ+ハイビスカスを多く飲んでいる人は、年齢よりも若く見られる傾向にあるように思えます。

もちろん、これらのハーブティーを飲んでいるからだけでなく、ハーブティーを飲むゆとりや、美容への意識が高いことも影響があります。

男性では、癌予防や成人病予防などに恩恵があると思われていましたが、若い世代にもフィトケミカルが大事なのです。

ストレス社会、食生活の欧米化により、子供が作れない人が増えてきた今こそ、抗酸化物質=フィトケミカルを意識的に摂取してください。

 

今日の健康術

フィトケミカル不足は、免疫力を下げ病気になりやすい身体を作るだけでなく、不妊の原因となります。

日頃よりレインボーフーズを摂るように心がけてください。

しかし、多忙で自炊ができない人も多くいることは確かです。

その場合、ハーブティーを試してみるのも一つの手です。

ネトル+ローズヒップ+レモングラス+ラズベリーリーフのハーブティーを提案します。

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