2009年09月18日
怒ると致死的不整脈が起こるので注意
今からでも遅くない30代からの健康術
おはようございます。入谷です。
ブログの前にお知らせがあります。
11月1日(日)に東京国際フォーラムでセミナーを行います。
入谷も1時間ほどインフルエンザの話しをさせていただきます。
インフルエンザの大流行は必至です。
ぜひこの機会にしっかりと勉強してみてはいかがでしょうか。
その他、マクロビオティックやバッチのフラワーレメディによるセルフケア講座などの話題も
盛りだくさんです。
ぜひ当日お目にかかれることを楽しみにしております。
融合医療研究会1日セミナー(http://www.you-go.jp/)
では、早速参りましょう!
怒りが致死性の不整脈を誘発
■Rachel Lampert et.al: J of the American collere of Cardiology ;53 :774-778,2009
本日の話題は怒りについてです。
もともと不整脈があるため、ペースメーカーがすでに入っている人を対象とした研究ですが、怒りなどの強い感情から精神的ストレスを抱えると、不整脈が誘発されると報告されました。
今までの研究では、地震や戦争などによる環境ストレスで突然死の発生率が上昇することは、明らかにされていましたが、怒りでも寿命が縮まるという、本研究は興味深いですね。
怒ると、交感神経が有意となり、アドレナリンというホルモンが高くなります。
これ自体が免疫力を低下させてますが、アドレナリンは心臓の筋肉にも影響を及ぼし、心臓に負担をかけます。
もともと心臓が弱い人にとってみては、大事となるわけです。
私たちも、こういった状態が365日続けば、いずれは倒れる危険性があるわけですね。
よくドラマで、怒った後に倒れるシーンがあると思いますが、胸を押さえて倒れていますよね。
胸を押さえるのは心筋梗塞などが疑われますが、不整脈は通常は痛みを伴いません。
怒っているときに、突然倒れるのは、不整脈だとしたら、表現が間違っていますね。
皆さんは、こういった視点でドラマを見るといいでしょう。
今日の健康術
怒りはろくなことはありません。
怒った瞬間はすっきりするかもしれませんが、それは一時的です。
結局は自分も相手もいい気分ではないと思います。
怒りたくなったら、一呼吸も大事ですが、一杯のお茶を飲むくらいの余裕が欲しいですね。
怒ろうと思ったときには、ノンカフェインのホットドリンクです。
自分を冷静に見つめ直し、相手を冷静に分析でき、結果的に信頼関係をつなげられます。
しかしもっと大事なのは、自分の寿命も伸ばすこともできるんですよね。
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