2009年03月18日
子曰く、君子は貞にして諒ならず

(孔子が言われた。立派な人間は、正しい道理を守って、約束には義理立てしない)

本日、中国古典の第一人者である、守屋淳さんの講演を聴きに行きました。

中国古典は無知に等しく、三国志や項羽と劉邦、水滸伝などしか知りませんでした。

では、なぜ本日の講演を聞きに行こうと思ったのか?

それは「歴史は繰り返す」ということを中国古典で学べるということで興味を持ちました。

守屋さんのすごいところは、歴史を通じて今の不況や今後の経済を見事に推測していることでした。

推測する根拠は歴史であり、昔も今も本質は変わっていないと言うことです。

 

医療でも同じ事がいえるのです。

民間医療で痛い思いをした人は、また同じ過ちを繰り返すのです。

特に小さく痛い思いをした人がまた小さく失敗をしています。

ダイエット食品を買って、1週間で3Kgやせた人が1ヶ月後には5kg太っていたと言うことが多々あります。

すると、そのダイエットは自分に合ってないと言い聞かせるのです。

そして違うダイエット方法を探しているのです。

でも、自分から言わせてみると、本質が分かっていません。

この世の中にやせる薬はないです。

楽してやせられるのであれば、それにこしたことはありません。

しかし、そのダイエット方法は何万人中何人がやせたのか分かりますか?

1人でもやせてれば、体験記に書けてしますのです。

ということで、

健康法を始めるには「その本質を知る」というのが大事です。

まずは疑いましょう!!

 

冒頭で「立派な人間は、正しい道理を守って、約束には義理立てしない」とあります。

医学で置き換えるのであれば、「立派な医師はどんなに親しい友人や上司であろうとも、患者に対する道理を優先し、間違っていることは義理でも行わない」ということではないと思いました。

約束を破っても、道理を守れる医者を見つけましょう!!

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