2012年03月29日
統合医療展での講演②

昨日の続きです

統合医療展2.jpg
(講演の様子)

 

100%ではなく「めざせ!快適生活」を目標

 

私自身も喘息の持病を抱えており、何度か生死をさまよった経験を持ちます。

その経験より、現代西洋医薬品がなければこの世にはいなかったと思います。

ですので、現代医療は必須と思っています。

 

しかし、今のように薬を使わなくても大丈夫になったきっかけは補完代替医療です。

喘息は、かぜ、疲労、天候、ストレス、睡眠不足、

女性であれば妊娠や生理など、

日常のちょっとしたことがきっかけで発作が起こります。

この「ちょっとしたきっかけ」という部分は、

医薬品では対応できない西洋医学の弱点でもあります。

 

特にストレスや疲労は病院には行きづらく、特効薬もないため

ハーブをはじめとする代替医療が効果を発揮します。

 

人によってはすごく効果があるが、効果が全くない人もいるのは当たり前です

 

早めに自分に合った武器を手に入れてください。

 

100%ではなく「めざせ!快適生活」を目標にしてください。

 

次回は4月1日更新予定

  

2012年03月28日
統合医療展での講演①

こんにちは。

3月は講演が4件入っており、その準備に追われていました。

今週は久しぶりにのんびりできそうです。

さて、今回は統合医療展での講演のお話をしたいと思います。

統合医療展3.jpg

統合医療展4.jpg

 

2012年2月21日~22日に東京ビックサイトにて開催されました。

来場者は10,000人を超える巨大な学術会議です。

そこで演者としてお招き頂いたので、約60分間話をしてきました。

 

朝1番(10時30分)の講演にも関わらず、ご覧の通り定員オーバーとなり立ち見もでました。

統合医療展1.jpg

 

さて、講演の内容ですが

冒頭で

患者にとって選択肢が増えることが重要

ということを言いました。

私の場合、24時間365日体制で電話オンコールをしています。

夜中に緊急で呼ばれることも珍しくなく、

何も持たずに診療に行かなければならない場合もあります。

そんなときに家庭にあるハーブやハーブ製品が

緊急処置として代用できることが多いのを実感しています。

また患者さんや介護する家族にちょっとしたハーブの知識を身につけてもらえば、

十分にセルフケアに役立つという話をしました。

 

 

講演では常に言っているのですが、

西洋医療を中心に据えているが、現代医療が100%ではない

もちろん代替医療も100%ではなく、

統合しても100%になるわけではないが、

患者にとって選択肢が増えることが重要であり、

補完代替医療の知識を増やすことは医師も患者の可能性を高められると思っています。

 

ぜひ選択肢の一つとして、メディカルハーブも学んでみてはいかがでしょうか?

 

 

2012年02月07日
グリーフケア

皆様ご無沙汰しております。

久しぶりのブログ更新となります。

皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は在宅診療に励んでおり、24時間365日働いていますよ~~!!

代替医療に関しては

最近、グリーフケアの勉強をしています。

 

皆様は

「グリーフケア」

という言葉は聞いたことがありますか?

 

「グリーフ」とは“悲嘆”という意味で、近しい人を亡くした人が

その悲嘆を乗り越えようとする心の努力のことです。

死別に伴う苦痛や環境変化などを受け入れようとすることを

グリーフワークと言います。

そして、これを支援するのが『グリーフケア』です。

 

長年、がん治療に携わっていますが、最終的にはこの領域が重要になるんですよね~。

海外のホスピス病棟ではでは、亡くなった家族のケアも1年間義務づけるのだそうです。

そう考えると日本はやや遅れているかもしれませんね。

 

詳しく勉強されたい方は

『大切なものを失ったあなたに~喪失をのりこえるガイド』

をぜひ読んでみてください。

すごく勉強になると思います。

 

冷静に考えてみると


「長生きする」ということは、生きている間にさまざまな

「別れ」を経験するということでもりますね。


夫婦であればどちらかが先に亡くなる。

親の死は日常的な出来事である。

身近な事では恋人との別れ、

友人との疎遠、

ペットの死、

仕事を失う、

健康を崩すなども日常です。


日常にありながら、「別れ」や「失う」仕方について、

今までほとんど学習したことがなかったです。

もちろん医学部の授業にはありません。

なので、いまグリーフケアを勉強してどんどん深みにはまっています。


 

先ほどの本を読んで、すごく感銘を受けてしまい、

その訳者である鈴木剛子先生を3月11日の融合医療研究会にお呼びすることができました。

鈴木先生は、ボッテガ・ヴェネタ・ジャパンの

代表取締役歴任された方でもありました。すごすぎです。

直に講義を聴けるのが楽しみです。

もしよかったら、3月11日に私が理事長を務める

NPO法人日本融合医療研究会に参加されてみませんか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここから宣伝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【記】
日時 2012年3月11日(日) 10時20分~16時15分
場所 東京国際フォーラム 

プログラム 
10時20分~10時30分 研究会からのご挨拶 入谷栄一
10時30分~12時15分 「グリーフケア」第一部 鈴木剛子先生

13時30分~14時30分 「グリーフケア」第二部  鈴木剛子先生
15時00分~16時15分 特別講演「死生観を磨いて、一歩前へ」 帯津良一先生

お申し込み・詳細
https://www.you-go.jp/seminar/20120130582.html


鈴木剛子先生プロフィール
http://www.gcctokyo.com/profile/index.php

帯津良一先生プロフィール
http://www.obitsusankei.or.jp/hospital/index.html
http://www.obitsusankei.or.jp/obitsu/book.html

【お申し込み・詳細】
https://www.you-go.jp/seminar/20120130582.html

2011年10月07日
10月9日に新しい挑戦をします。

 こんばんは。

本日は10月9日に開催されるセミナーの紹介をさせてください。

 10月9日は新しい挑戦をします!!

 

NPO法人日本融合医療研究会の顧問であります外山美恵子先生が主催される

NPO法人心とからだの研究会のメインイベント「ヒーリングステージ2011」にて、

入谷が特別講演をすることになりました。

 

過去の特別講演者には「おくりびと」の青木新門氏、「粗食のすすめ」の幕内秀夫氏、

「バカの壁」の養老孟司氏、「達者でぽっくり」の帯津良一氏など著名な方が講演しています。

 

その伝統ある会の歴史に泥を塗らなために、準備に相当時間をかけていました。

 

ようやく納得のいくスライドが完成しました。

 

自信をもってお伝えできる内容だと思い、今回ブログで宣伝させて頂きます。

 

今まで私のセミナーを聞きに来てくださった方はご存じだと思いますが、ハーブの話が多かったと思います。

 

しかし今回は違います。

 

医師入谷栄一が病棟、外来、動物実験、臨床研究、在宅診療、緩和医療、集中治療、がん治療を通じて、

体験し・感じてきた経験より、健康であるためには何が大事なのかという正解のないテーマに挑みます。

 

60分という短い時間ですが、

「聞いて良かった!!」ではなく、「今日から実践しなきゃ!!」

を目指します。

 

会場は600人近くはいるので、席には余裕があると思います。

 

当日券もありますので、ぜひご興味がある方は講演を聞きに来てください。

 

詳細はこちら

2011年10月04日
NPO法人として新たな活動をします

 皆さん、こんにちは。

久しぶりのブログ更新になります。

 

今回、重大なご報告があります。

実は・・・・・


 

3年前に立ち上げた「融合医療研究会」がNPO法人となりました。

 

 

融合医療研究会の発足趣旨

現代医療を中心に治療を行うも、

現代医療が苦手とする分野には

積極的に代替医療の力を頼る。

こうした現代医療と代替医療の融合が

当たり前の時代にならないか

というものでした。

 

研究会では、その道を極めた一流の先生をお呼びして

強みや弱点などを話していただき、

講師の考え方を通じて自分に合った武器や考え方を見直す

活動をしてまいりました。

 

お陰様で口コミだけで毎回キャンセル待ち

リピート率80%を超えるまでになりました。


3年近く活動を行って、もっと社会貢献ができないか

という思いが募ってきました。

 

そこで任意団体から非営利特定法人(NPO)の

法人格を取得した次第であります。

 

融合医療研究会のミッション


①現代西洋医学(通常医療)と補完代替医療(通常医療以

外の医療)のメリットとデメリットを明確にし、

個々のケースに合わせて有益な情報を提供する

 

②融合医療について幅広く学ぶ機会と環境を提供し

人材の育成を図る


③医療従事者、補完代替医療従事者が安心して

活躍できるような土壌を作り、医療従事者間の

ネットワークの構 築ができる場を提供するとともに、

融合医療の調査・研究・普及を行う

 

④受け身の医療から脱却し、自身が満足できる医療を

見つけるための正しい知識や考え方を提供する

 

⑤超高齢化社会を迎えるにあたり、新たな医療の枠組みを

作る一助となるような情報発信をしていく

です。

 

ご賛同頂ける方は一緒に活動していきませんか!!

 

私たちのスローガンは

1人の力が日本を変える。大勢の知識が自分を変える。

です。

 

ちなみに直近の勉強会のスケジュールです。

すでにたくさんの方より申込みがあります。

 

今回も満席必至です!!

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「現代医療とハーブの融合」

  ~各方面のプロフェッショナルよりハーブ活用術を学ぶ~

 

日扇会第一病院診療部長、呼吸器専門医、アレルギー専門医、がん治療認定医 入谷栄一

「ハーブの基礎知識と臨床現場におけるハーブの使用経験」

 

社団法人日本ティーコンシェルジュ協会会長、株式会社和み代表取締役社長 作山若子

「ハーブティーやお茶の品質管理と美容、健康への影響」

 

グリーンフラスコ代表、東邦大学薬学部客員講師、薬剤師 林真一郎

「植物療法の今後の展望と効率的な学習方法」

 

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