2012年04月01日
統合医療展での講演③
3月29日の続きです
ハーブのイメージを変える
ハーブを使う場合は、まず基礎を知る必要があります。
意外に毎日ハーブティーを飲んでいる人でも基礎知識がない方が多かったりします。
「ハーブ=おしゃれな飲み物」というイメージが一般的にあるようですが、
「生活に役立つ香りのある植物」
というのが本来の定義であり、
コーヒー、紅茶、サラダなどもハーブです。
よく「どんなハーブがいいですか?」と聞かれますが、
特定の疾病や疾患がなく健康であるのなら、サラダを食べれば十分だと思います。
健康に直結するようなサラダの食べ方としては、
旬の野菜、しかも7色の野菜(レインボーフーズ※)が入ったサラダを食べることがおすすめです。
赤リコピン、黄色βカロテンといったように、
野菜の色素成分が私たちの健康に役立ちます。
野菜を食べるだけですので、安全性が高いのもメリットです。
※レインボーフーズに関してもう少し詳しく知りたいという方がいましたら、著書『病気が消える習慣』をお読みください。
しかし特定の症状で悩んでいる場合はサラダだけでは効果を感じることは少ないと思います。
そこでメディカルハーブが登場しますが、
この定義は
「健康の維持増進、疾病の予防などで用いる機能を有する植物」
です。
目的意識を持って摂取すれば、お茶でもメディカルハーブになります。
その一例がトクホ商品(黒烏龍茶、カテキン緑茶など)です。
お知らせ
3月23日発売の『美的5月号』(小学館)にハーブの基礎知識を6Pのわたり記事を書きました。
ぜひ読んでみてください。
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