2012年2月
グリーフケア

皆様ご無沙汰しております。

久しぶりのブログ更新となります。

皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は在宅診療に励んでおり、24時間365日働いていますよ~~!!

代替医療に関しては

最近、グリーフケアの勉強をしています。

 

皆様は

「グリーフケア」

という言葉は聞いたことがありますか?

 

「グリーフ」とは“悲嘆”という意味で、近しい人を亡くした人が

その悲嘆を乗り越えようとする心の努力のことです。

死別に伴う苦痛や環境変化などを受け入れようとすることを

グリーフワークと言います。

そして、これを支援するのが『グリーフケア』です。

 

長年、がん治療に携わっていますが、最終的にはこの領域が重要になるんですよね~。

海外のホスピス病棟ではでは、亡くなった家族のケアも1年間義務づけるのだそうです。

そう考えると日本はやや遅れているかもしれませんね。

 

詳しく勉強されたい方は

『大切なものを失ったあなたに~喪失をのりこえるガイド』

をぜひ読んでみてください。

すごく勉強になると思います。

 

冷静に考えてみると


「長生きする」ということは、生きている間にさまざまな

「別れ」を経験するということでもりますね。


夫婦であればどちらかが先に亡くなる。

親の死は日常的な出来事である。

身近な事では恋人との別れ、

友人との疎遠、

ペットの死、

仕事を失う、

健康を崩すなども日常です。


日常にありながら、「別れ」や「失う」仕方について、

今までほとんど学習したことがなかったです。

もちろん医学部の授業にはありません。

なので、いまグリーフケアを勉強してどんどん深みにはまっています。


 

先ほどの本を読んで、すごく感銘を受けてしまい、

その訳者である鈴木剛子先生を3月11日の融合医療研究会にお呼びすることができました。

鈴木先生は、ボッテガ・ヴェネタ・ジャパンの

代表取締役歴任された方でもありました。すごすぎです。

直に講義を聴けるのが楽しみです。

もしよかったら、3月11日に私が理事長を務める

NPO法人日本融合医療研究会に参加されてみませんか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここから宣伝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【記】
日時 2012年3月11日(日) 10時20分~16時15分
場所 東京国際フォーラム 

プログラム 
10時20分~10時30分 研究会からのご挨拶 入谷栄一
10時30分~12時15分 「グリーフケア」第一部 鈴木剛子先生

13時30分~14時30分 「グリーフケア」第二部  鈴木剛子先生
15時00分~16時15分 特別講演「死生観を磨いて、一歩前へ」 帯津良一先生

お申し込み・詳細
https://www.you-go.jp/seminar/20120130582.html


鈴木剛子先生プロフィール
http://www.gcctokyo.com/profile/index.php

帯津良一先生プロフィール
http://www.obitsusankei.or.jp/hospital/index.html
http://www.obitsusankei.or.jp/obitsu/book.html

【お申し込み・詳細】
https://www.you-go.jp/seminar/20120130582.html