2009年09月19日
期待が大きすぎると、QOLが低下する

今からでも遅くない30代からの健康術

おはようございます。入谷です。
ブログの前にお知らせがあります。
11月1日(日)に東京国際フォーラムでセミナーを行います。
入谷も1時間ほどインフルエンザの話しをさせていただきます。
インフルエンザの大流行は必至です。
ぜひこの機会にしっかりと勉強してみてはいかがでしょうか。
その他、マクロビオティックやバッチのフラワーレメディによるセルフケア講座などの、
知っておいても絶対に損がない話が盛りだくさんです。

いま申し込みますと、早期割引が適応となります。
毎回、満席となるセミナーですので、お早めにお申し込みください。

ぜひ当日お目にかかれることを楽しみにしております。

融合医療研究会1日セミナー(http://www.you-go.jp/

では、早速参りましょう!

期待が高いほどマイナス傾向

本日の話題は期待についてです。

日本で最大規模の循環器組織である、国立循環器病センター、萬代先生の講演での話です。

「先端的手術治療を含む医療サービスに対する患者の期待が大きいほど、その後のQOLが下がる傾向にある」と報告されました。

これは先端医療に限ったことではなく、共感できます。

補完代替医療においても、まったく同じだからです。

むしろ、補完医療の方が当てはまるのではないかと考えています。

補完代替医療を始める人は、今の状態が良くなることを、相当期待して始めることが多いんですね。

しかし補完医療は自費治療であるため、お金がかかります。

そのため患者は高いお金を払っているので、保健医療よりも相当期待してしまうんですね。

例えば、補完医療を始める人は、全く同じものでも100円と1000円であれば、1000円の方を選ぶ人が9割です。

どうも100円だと、安すぎて効かない、1000円だと、高級なものを使っていて、効くだろうという先入観があるみたいです。

しかし、多くの人を見ていると、100円の方を選択した人がうまくいくケースが多いようです。

安い方が、期待していない分、良くなかったら、すぐに諦めることができます。
さらに「安いから仕方がない」と割り切れるのです。
逆に、効果があったら、期待していない分、喜びも大きく、経済的にも嬉しく、いいことずくめです。

高いものであれば、逆のことがいえます。
さらに落胆が大きい分、QOLも低下します。

そうした意味で、高額商品、高額治療は一呼吸おいて、よく考えて見ることをおすすめします。

 

今日の健康術

健康食品を含む、補完代替医療には、費用はピンキリです。
高いから良いということはありません。
高いお金を払っても、期待はずれのことも多々あります。

まずは無理の無い範囲から始めることが大切です。

安くてもいいものはたくさんあることを覚えておきましょう。

良いものか、悪いものかは自分の身体に聞きましょう。

答えが出てくると思います。

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