2009年04月01日
中高年のコーヒー摂取で晩年の認知症のリスク軽減

中高年のコーヒー摂取で晩年の認知症のリスク軽減

スエーデン・ストックホルムからの論文です。
(Journal of Alzheimer's Disease 16 :85-91,2009)

みなさんおはようございます。

本日はコーヒーについて書きたいと思います。

入谷はハーブを専門としているから、「コーヒーなんて飲まないでしょ?」といろいろな方から聞かれます。

しかしコーヒーもハーブです。
ハーブの定義は「生活に役立つ香りのある植物」ですから、コーヒーもこれに当てはまります。

結構、コーヒーは大好きで一時期は、こだわりがあってコーヒー専門店に通った経緯もあります。
目の前で生豆をロースト(焼く)してもらった時の香りは何ともいえません。
焼きたて挽きたてコーヒーは一種の中毒になってしまいますよね。

ところで、コーヒーを飲み過ぎるとビタミンCを消費したり、カフェイン中毒による慢性頭痛やふるえ、砂糖やクリームを入れた場合は明らかにカロリーオーバーとなります。

すると認知症のリスク軽減が得られても、他の合併症をきたしたら本末転倒です。

この事例より考えてみると、医療にも同じ事がいえます。

「○○○○は体にいい」とメディアに特集されると、2,3ヶ月ブームになりますが、明らかに偏りが生じます。

しかしブームは2ヶ月で過ぎてしまうのが救いです。

ということで、体にいいと言われるものでも、偏らないで欲しいです。

サプリメントも同じです。

飲み過ぎると必ず弊害を生じます。

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