2009年03月27日
低カロリー食は3大栄養素の割合に関係なく意義ある減量をもたらす

摂取カロリーを制限することで、3大栄養素の構成割合に関係なく、意義のある減量が得られる。

アメリカハーバード大学グループより、発表になった研究論文です。
(Sacks FM,et al. New England Journal of Medicine 360:859-873,2009)

皆さん、こんにちは。

いよいよお花見シーズンに入りました。

日頃の疲れを宴会で発散しようと思っている人は多いのではないでしょうか?

今の時期は送別会や歓迎会も多く、体重を気にする人も多いと思います。

と言うことで、本日はダイエットの問題について触れたいと思います。

ところで「3大栄養素」とは、何か知っていますか?

①脂質
②タンパク質
③炭水化物

のことです。どれも体を構成する成分であり、非常に重要な役目を果たしています。

今までのダイエットにはカロリーを控えるのと同時に、バランスの良い食事を摂取した方がいいと言われてきました。

すると、ダイエットのための食事(低カロリー、栄養バランス食)に高いお金を払って買う人もいました。

もちろんバランスの良い食事と低カロリー食はいいと思いますが、お金がかかりすぎる、食事が楽しくないとの欠点も多くあります。

この研究では、脂っこい食事の比率を高くしても、カロリーさえしっかり管理すれば、バランスの良い食事療法と同じくらいのダイエット効果を認めていたということでした。

これを聞いて、非常に気持ちが楽になりました。

自分は揚げ物が大好きだからです。

現状としては、揚げ物を食べる代わりに、カロリー制限とハーブティーは欠かさず飲んでいましたが、大丈夫であるデータがでて気がしてホッとしました。

この研究では、脂肪分を多く摂取している群においても、心筋梗塞や脳梗塞や糖尿病の値も改善しておりました。

ということで、ダイエットしている人の一番の大事なポイントはカロリーに気をつけるということです。

なので、揚げ物を多く摂取する人は、主食などを減らす事がポイントです。

お花見シーズン、お酒が進むと思いますが、おつまみは控えてくださいね。

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