2009年03月16日
ホメゴロシの会in新宿

本日、セラピストを本気で応援する実業家の谷口様よりお声がかかり、30分程度講演をさせていただく機会を頂きました。

谷口さんの信念は『一人一人が、かかりつけのセラピストを持つ社会』を目指し、『セラピストの社会的地位向上』を掲げています。
http://www.relax-i.com/ssi-def/S-001/ssi/

この信念は非常に心に響きました。

医者も含めてですが、セラピストさんにも技術の差があります。どの職業もそうですが、一人前になるには時間がかかります。

そこまで到達するには、努力が必要ですが、なかにはお金儲けの努力に走ってしまう方がいます。

こういった方がいるのは本当に残念です。社会的地位を向上させるには医療従事者も含め、技術の勉強をまじめにして欲しい限りです。

今回、いらしていた方はすごく勉強熱心であり、こういったセラピストさんが増えればいいなぁ~と思っています。

さて【ホメゴロシの会】と聞いて最初は名前にびっくりしました!!

いったいどんな会なんだろう???アヤシイの??

しかし内容を聞いてすごくおもしろそうな会でワクワク感が募りました。

会のコンセプトは

「お酒は入らない、ざっくばらんで真面目な業界情報交流会。参加者の中から数名に依頼して、発表者が関わる業界の表・裏事情や将来の展望などと合わせてご本人の現状を発表する。」

です。

さて本日、自分が話したテーマは 

~30分でわかる民間医療の基礎知識~

というタイトルでお話ししてきました。

自分の得意テーマの1つである補完医療を民間医療という名称に置き換えて、だれでも分かりやすく受け入れやすい内容で講演をしました。

今回のメインのテーマは「失敗しない民間医療の始め方」ということを重点にお話しましたが、これには裏のテーマがあります。

それは「今はピンとこないかもしれないが、30年後には心に響く」という内容です。

自分は大学病院ではがん患者を多く診ています。

人間の死因の第1位はがんであり、身近な人でがんにならない人はいないと思います。

いざがんに直面したときに多くの人は冷静な判断を下せないのが当たり前だし、そう言った状況下では「不確実である民間医療に過度の期待」をよせ高額なお金を払ってしまう人が多くみうけられます。

そう言った人を少しでも救ってあげたいと思っています。

本日、講演を聴いてくださった方は、将来おそらく不確実な民間医療に走ることなく、親しい人にもアドバイスが出来るようになっています。

今後も、こういった活動は続けていきたいです。

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